写真・思い出品整理セミナー受講後、収納事例を送ってくださった参加者の感想

~いただいたご感想の中でブログ掲載OKの方のみ掲載しています~

昨年写真整理に参加させていただいたAと申します。
その節は大変お世話になりました。

参加したものの、その後親の分厚いアルバムは押し入れにしまいっぱなし、自分の写真も特に触らないまま月日が流れていきました。

きっかけは今年に入って押し入れ収納を見直してみようかなと思った際に、出てきた親のアルバムを見て、これは看過できない!今やろう!と思い立ち、とにかく押し入れから出し、一冊ずつ見ていきました。

その後従兄弟たち8人くらいで集まる機会があったので、その前にその従兄弟の親たちの写真をアルバムからピックアップして(ページごと破ったりして)保存し、クリアファイルに入れて従兄弟会の時に披露しました。

従兄弟たちは知らない写真もたくさんあって、ヘェ〜とか若い!おやじ!とかさまざまな感想を述べ、場が盛り上がりました。引き取って!あげるわ!とか言わなくても従兄弟たちは自分の親のページをそのまま持ち帰ってくれました。それで残りのアルバムなどを全部捨てられました。これがアルバムとさよならする儀式になったと思います。

その後母が102歳の長寿を全うして2月末に亡くなりました。母は94歳の時に銀座の資生堂で遺影前提で撮っていたので慌てることなく使えました。にこやかに笑って、綺麗にお化粧してもらった遺影があってよかったなと思いました。

次に私の写真ですが幼少期のものは処分できました。
主だったものはやはりフォトスキャンして安心、他人と写っている写真は学校の集合写真も苦もなく処分できました。

ただ、大人になってからの写真は見入ってしまい懐かしい思い出が蘇ってきて、これはまだ捨てられないことが分かりました。これは時々見ながら昔の思い出をたどり、もういいなという機会がきっと来るように思います。

今回の件で親の古いアルバムがネックだったことがよく分かりました。
それがスッキリできたのはやはり写真整理の講座を受けたからだと思います。

写真は基本使うものではないので、他のモノのようにいる、いらないが判別しにくいですね。
それも月日の経過とともにできる時が来るように感じました。

母は亡くなりましたが古いアルバムを処分でき、従兄弟たちにも思い出を共有でき、一段落ついた気持ちでおります。母を悼んでくださる方々にはフォトスキャンで撮った昔の姿をスマホで見せることもでき、これはこれでよかったんだなと思います。

というわけで自分の写真はまだ処分に至らない、今のままで良いな、そして月日が流れたらまた整理しようときっと思う日が来るでしょう。その時まで待つことにしました。

写真整理はとても意味がある講座でした。これを受けていなければまだアルバムは押し入れに・・・と思います。

講座を開いてくださった感謝に替えて、近況をご報告させていただきました。

私と主人(2人&犬2匹の暮らしです)写真は私の机の上の、作り付け収納に納めています。

こんな感じです。が、難点は取りにくく、机の上に乗ってアルバムを出さないと手が届きません。

手が届かない=見ないに繋がります。

前回のメールで写真を見たら懐かしくて捨てられない、これは取っておくことに決めました、とお伝えしましたが見にくいものをこれからも見ないな、とすぐに思いました。これでは年を重ねてもこの場所ならますます見られないと感じました。

どこかに移して写真を時々みながら取捨選択をするにはどうしたら?と考えてみました。グルリと部屋を見渡すとここに視線が止まりました。ここには主人の(大好きな、でも殆ど見ない)美術書が入っています。リビングの一角です。左はダイニングテーブル、右はソファです。

本当に1年に1回も出してみる?いや見ていないよね、と。でも言葉に出すと怒るので言わず、こう切り出してみました。

「私達、これから年老いて写真も整理しないといけないんだけど、整理にはすぐに出せることが大事だから、美術書としばらくの間、場所を替えてくれないかな?」に、主人は即OK!

すぐに2人で移動を始めました。

さくさくとものの10分もかからず、移動が終了しました。本箱は空いたらすぐ雑巾で思う存分拭きあげ、リビングの本箱も空にして拭きました。で、2人で移動。さくさくと終わり、入らないかな?と思っていたアルバムが、美術書が、安東マジックにかかったか?と思うほど、ぴったり収まりました!

なんだか安東先生に導かれたような感覚でした笑。

私の作り付け本箱に入った美術書。全部はいりました。

そしてアルバムは、測ったかのようにビシっと全て収まりました!

ここからアルバムを出しては見て懐かしみ、そしてこれはもういらないね、と話し合いながらゆっくりと、でも確実に納得がいく形で写真整理をこれからも進めていけそうです。

写真はやはり歴史であり、思い出であり、いらない/はい捨てるとはいかないところが整理を阻む一因です。

ここはとても出しやすいので、時々見て思い出にひたり、そしてある日もういいなと、思う日が来ればサヨナラしようと思います。

アルバム整理はこんな風に少しずつ進んでおります。